公務員試験には試験で足切りというものがあり、どれか一つの科目が基準点に満たしていなかった場合に合計点がどれだけ良くても不合格になってしまうことです。
足切りは筆記試験だけでなく、論文試験や面接試験でもあります。
■それぞれ足切りになった場合にどうなるのか??
■いつ不合格になるのか??
■足切りの不安をどこまで抱えるのか??
これらについて書いています。
主に国家専門職試験や国家一般職について書いています。
国税財務国家一般職で足切りになった場合
どの試験科目や項目で足切りになったかで、不合格を知るタイミングが違います。
論文試験や記述式試験で足切りの場合は不安を抱えながら、面接対策をする必要があります。
1次試験での足切りの場合
1次試験の足切りの場合について、例えば、専門科目が良くできていて傾斜や合計などで考えたときにボーダーを超えているが、教養試験で足切りだったとき、不合格になります。
これは1次試験の合格発表のときに不合格になります。
論文試験や記述式試験での足切りの場合
論文試験や記述式試験は1次試験の教養科目と専門科目の試験と同じ日の受験になることが多いです。
1次試験の教養と専門科目の試験がボーダーを超えていれば1次試験を合格になります。
しかし、論文試験や記述式試験は2次試験に該当します。
1次試験の教養科目と専門科目がボーダーを超えていない場合は1次試験が不合格になります。
1次試験は合格しているけど、論文試験や記述式試験が足切りかどうかはわからないまま、2次試験を受験することになります。
2次試験を受験する前後に、合格者説明会や、面接試験、官庁訪問の予約などがあります。
足切りかどうかわからないため、これらのことをこなす必要があります。
もし、他の受験結果で一次試験を合格していた場合は、同時並行で準備などをする必要があります。
そのため、もし記述式試験や論文試験で足切りの可能性がある場合は、足切りじゃないことを願いながら、結構な労力を強いられることになります。
論文試験や記述式試験で足切りだった場合は、面接後の最終合格のときに、面接試験でいい結果だったとしても不合格となります。
面接試験での足切りの場合
面接試験での足切りの場合、面接試験を受けた後の最終合格発表で、今までの筆記試験や論文試験の合計がどれだけ良くても不合格となります。
論文試験や記述式試験の足切りの不安は辛い
私は財務専門官の試験で教養と専門が運も良く、1次試験に合格していたのですが、専門記述式試験で大失敗してしまいました。
全く的外れなことを書いてしまい、足切りだろうなと思いました。
ですが、1次試験には合格していたため、もし、もしかなり大甘な採点だった場合、足切りを免れられるかもしれない…
かなり薄い期待で合格者説明会や職場訪問に行き、面接試験を受けました。
面接試験は地方上級市役所(大卒)試験の面接も差し迫っており大変でした。
一番大変だったのは、面接試験のための面接の準備が大変でした。
希望がほとんどないけど、準備するのは辛かったです。
面接カードで志望動機が難しかったために、ホームページなどでいっぱい探したりする必要があり、諦めはありますが、予想以上に労力がかかりました。
論文試験や記述式試験の可能性がある方は、足切りかもしれないという不安を抱えながら、説明会や面接準備をしなければならないため辛いです。
足切りの可能性のときに思ったこと
財務専門官試験の記述式試験で足切りの可能性がかなり高いと思いましたが、1次試験に合格しても喜べませんでした。どうせ足切りだし…
1次試験合格後に通知で説明会、職場訪問、電話予約、面接が必要であることを知りました。
足切りだった場合、ここまで無駄な労力をしなければならないのか、どうして無駄なことをさせるのかと思いました。
1次試験のときに公表してくれればいいのに、面接試験をわざわざこの忙しい時期に受けさせないで欲しいと何度も思いました。
もしあのとき変な考えを起こさなければと1次試験の後悔を何度もしました。
しかし、今では運が悪かったのも含め実力不足で、結局は失敗した自分が悪いと思っています。
地方上級市役所や国家一般職の2次などがある中で少し大変でしたが、説明会など良い経験にはなりました。
私は公務員試験に落ちて不合格になりました。
そのときに、あらかじめ落ちたときにどう行動するかについて、考えておいて非常に良かったと感じてます。
民間にするか、もう一度来年受験するかを前もって決めておくことがおすすめです。
その時にこちらの記事を参考いただけますと幸いです。
足切りを回避するためには??
足切りにならないためにはしっかり準備するのが一番だと思います。
苦手を作らないようにするのが良いです。
そのときの運に左右されることもあるかもしれませんが、足切りになるのは準備不足、勉強不足だと思うので、準備が大切だと思います。
1次試験の教養試験と専門試験では、どちらも合格できるようにしっかり勉強しておきましょう。
どちらかだけ集中して勉強するということはないようにしましょう。
まだ一次試験を受験する前の方はしっかり一次試験対策をしておくと自信になりますし、最終合格の確立も広げることができます。
一次試験が不安だという方は効率的に勉強できているかを模試や過去問で確認しながら、勉強時間を確保することが大切です。
教養科目や専門科目で伸び悩みがある場合はこちらを参考いただけますと幸いです。

勉強方法を見直そう!
私のおすすめ過去問題集と参考書をこちらにまとめております。
論文試験や記述式試験は準備するか迷うかもしれませんが、教養科目と専門科目の対策ができて時間に余裕がある場合は、準備しておくことが良いと思います。
私はどちらもなんとかなると思って勉強しませんでしたが、しっかり対策をしておくべきだったなと思います。
面接試験の対策はしっかり準備しておきましょう。