国家一般職を受験したときの体験談と、試験を受けたときの感想と結果を記載しております。
私は2017年6月18日(日)に行われた国家一般職(大卒)採用試験を受験しました。
国家総合職→裁判所事務官→財務専門官を受けた後の受験となりました。
国家一般職(大卒)の合格体験記として、受験する前の状況と、受験しているときに感じたこと、受験後の合格発表までの感想を書いています。
また、国家一般職1次試験での結果とそこに至るまでの勉強時間や勉強方法についても触れています。
国家一般職(大卒)1次試験の合格体験記
国家一般職(大卒)の一次試験は、裁判所事務官一般職(大卒)試験の1次試験の合格発表のあとでした。
裁判所事務官一般職(大卒)に合格したことで、気持ち的には少し楽でした。
しかし、国家一般職の志望順位は私の中では高かったので、合格したい気持ちは強かったです。
ですが、思うように勉強することはできずに受験を迎えてしまいました。
1次試験の受験体験記
少し遠いところでの受験であり、前泊しての受験となりました。
ぐっすり寝て朝少し余裕を持って会場に行きました。
国家一般職では裁判所事務官一般職や財務専門官の試験とは受験者数が全然違いました。
かなりの人数が受験していました。
裁判所事務官一般職のときは受験でかなり緊張していましたが、国家一般職のときには慣れて緊張するということはなくなっていました。
国家一般職で私の場合、会場が少し遠く前泊しました。
前泊の体験を踏まえて前泊した方が良いかどうかについて下記で解説しています。
◆教養試験
2時間20分の教養試験では、始めに知能分野をいつもの通り解いていきました。
自然科学は得意分野で調子が良かったです。
文章理解も割りと手応えがありました。
判断推理は少し考え込んでしまい、数的処理の時間が少し削られました。
◆昼食
国家一般職では友人も受験していたため、色々試験について話をしました。
裁判所事務官と財務専門官ではずっと一人だったので、心細かったです。
今回は友達がいて、とても安心でした。
◆専門試験
3時間の専門試験では、あらかじめ決めていた憲法・行政法・ミクロ・マクロ・民法Ⅰ・民法Ⅱ・経営学・財政学を解きました。
時間が余ったので、英語も解いてみました。
解けそうであれば、経営学の代わりに英語を選択しようと思いましたが、自信がなかったため経営学で解答しました。
解答するのに3時間もかからず、また、解答の見直しや時なおしをしても時間が余っていたため、途中退出しました。
◆論文試験
論文試験は1時間ありました。
時事絡みのテーマだったので、裁判所事務官一般職の論文試験よりも書きやすかったかなと思います。
ですが、時間に押され上手くまとめることができませんでした。
論文試験の対策などは時間がなかったため、できていませんでした。
ただ、国家一般職の前に裁判所事務官一般職の論文試験を受験していたため、時間との闘いになることはわかっていました。
もう少し色々書くことができたら良かったです。
論文試験などの記述試験ではいつも大変疲れたのを覚えています。
◆自己採点
帰ってからコムジョーの解答速報を待っていました。
解答速報が出たところでドキドキしながら自己採点をしました。
教養試験はいつも通りの得点でした。
しかし、専門試験はもう少し取れたら…と思いました。
勘がもう少し働いていれば…と落ち込みました。
例年通りならば合格は少し危ういですが、できそうな気もしました。
ただ、ボーダー付近であり合格できるか少し不安でした。
◆合格発表
合格発表で受験番号が開示され合格できており、ホッとしました。
しかし、やっぱりボーダー付近ということが予備校の情報やネットの情報でわかりました。
そのため、面接で少し頑張らなければ2次試験で合格できないと思いました。
国家一般職1次試験結果
自己得点結果まとめ
教養科目 24/40
専門科目 22/40
総合点 46/80 ⇒ 結果:合格
2chなどで合格採点したときも素点46でしたが、教養が21、専門が25でしたが、公式の解答で採点すると、上のような結果になりました。
数的処理と判断推理はかなりできていましたが、得意科目になった文章理解があまりできなかったのが残念でした。
他の科目は自信をもって解答できていない問題もありましたが、なんとか6割を取ることができました。
時事の問題が割りと多く出ていたなと思いました。
時事は記憶があいまいなところもありましたが、選択肢を絞ることができました。
もう少し時事を勉強して記憶を定着できていれば良かったなと思います。
専門試験では憲法とミクロ経済学およびマクロ経済学、財政学ができていました。
ミクロ経済学とマクロ経済学はスー過去に近い問題も多かったと思います。
財政学は時事と関わる部分などよくできていました。
上記のほかの科目はあまりできていませんでした。
特に民法と行政法はできていませんでした。
経営学はあまり得意でないこともあり、いつも通りという感じでした。
ボーダーより少し上の点数であり、少しヒヤヒヤしましたがとりあえず合格はできていました。
ただ、面接の試験を考えるともう少し高い点数を取れていれば良かったなと思います。
国家一般職(大卒)一次合格までの勉強時間や勉強方法
国家一般職(大卒)の一次試験までに要した勉強時間は大体850時間程度です。
詳しくはこちらにまとめています。
私は公務員予備校に通っていましたが、過去問題集を使って勉強することが効率的だと気付き、過去問の勉強を中心に勉強しました。
過去問選びは効率に直結する重要な部分だと思いました。
私が受験勉強で使って良かったおすすめ過去問題集や参考書はこちらにまとめております。
文章理解は苦手科目でしたが、上述の過去問参考書でおすすめしている「直観ルールブック」で得意科目になりました。
教養試験は文章理解と数的処理・判断推理の重要性を再確認させられました。
その他、文章理解と数的処理・判断推理と時事ができればボーダーまでいけるじゃんと思いました。
公務員試験大卒の一次試験を効率よく最短合格の勉強方法はこちらにまとめております。
面接対策について
一次試験直前や直後には面接対策の本を読んでおくと良いです。
おすすめの面接対策の本はこちらで紹介しています。
私は公務員試験に落ちて不合格になりました。
そのときに、あらかじめ落ちたときにどう行動するかについて、考えておいて非常に良かったと感じてます。
民間にするか、もう一度来年受験するかを前もって決めておくことがおすすめです。
その時にこちらの記事を参考いただけますと幸いです。
最短合格のススメ
公務員試験大卒の一次試験を効率よく最短合格の勉強方法はこちらにまとめております。
また、おすすめ過去問題集や参考書はこちらにまとめております。