公務員試験の1年間の勉強を終え、1次試験では裁判所事務官、財務専門官試験、地方上級市役所、国家一般職に合格するも、面接試験で不合格となりました。
面接試験の結果が出る一週間前に全落ちだった場合は、きっぱりと諦めて民間企業に就職しようと決めました。
私が公務員を辞めて2年目の受験を諦め、民間企業に就職した理由について書いています。
公務員試験を辞めた理由について
辞めた理由については大きく以下の4点があります。
この中でも一番大きな理由は無職への焦りだったかなと思います。
・無職への焦り
・来年受かるとは限らない
・公務員へのこだわりが少なかった
・民間企業に働きながらでも公務員への転職はできるから
無職への焦り
私は公務員試験が初めての就職活動であり、社会で働いたことがありませんでした。
そのため、当時24歳だったこともあり、そろそろ就職を経験しとかないとやばいという焦りが強くありました。お金に関してもこれ以上親に迷惑をかけることはできないと思いました。
バイトしながら2年目をするというのも考えませんでした。
やはり、就職を経験していないことの不安が強かったのだと思います。
来年受かるとは限らない
公務員試験の1次試験では4つ合格できましたが、全て2次試験で不合格となってしまいました。
ボーダー付近だったことや、足切りの可能性などの理由で不合格になったところはあります。
ですが、面接試験のときに自分の経歴と行政職がマッチしていないと感じる部分もあり、公務員の面接では来年受験しても合格できないかもしれないと自信がなかったです。
公務員へのこだわりが少なかった
私が公務員になりたいと思った理由が、大学院を中退していたため民間企業では職がないと思い込んでいたためです。
そして、公務員では既卒でも試験を受験できて、かつ安定した職であるということが理由でした。
中退していると民間企業の良い企業には就職できないと思っていました。
公務員に絶対なりたいという気持ち、公務員の仕事にとても魅力を感じていたわけではありませんでした。
公務員試験受験の過程でハローワークの方などの話から大学院を中退して第二新卒であっても、就職はできるということに気付きました。
民間企業に働きながらでも公務員への転職はできるから
民間企業で働いて、やっぱり公務員になりたいと思った場合、働きながらでも公務員試験を受ければよいと思いました。
2年目は1年目で1次試験を合格しているので、働きながらの勉強でも合格できると思いました。
また、実際に働きながら、公務員予備校に通う方もいたため、大丈夫だと思いました。
民間企業での就職で良かったこと
民間企業に就職して良かったなと今では思います。
公務員試験後にすぐに就職を始め、優良企業かどうかに神経を注ぎました。
そして、待遇面も悪くない企業で働かせていただいております。
就職して社会に出て、始めて社会人の大変さについて学びました。
毎日毎日の仕事で思った以上に家で過ごす時間が少ないとか、税金は高く一人で生活していくために稼ぐことの大変さなどについて学べました。
技術職でも大学の研究よりずっと色々な部署と連携するためのコミュニケーションの重要性や、経済性やコストが求められること、当然ながら報連相の大切さなど、日々精進しております。
第二新卒であり大学院を中退しているからといって、良い企業に就職できないことはないとわかりました。
公務員とは違い利益追求や景気に左右されますが、公務員以外でも道はあります。
じっくり探せば良い企業はあるということを感じました。
下記のマイナビなどで求人を見る、転職会議で会社の評判を見るなどしてみるのも良いと思います。
マイナビジョブ20’s
公務員にも負けない待遇や給料の良い企業の探し方については下記に記載しております。
来年受験するか民間企業にするか迷う方へ
公務員試験に不合格であり、来年もう一度受験するか民間企業に就職するかを迷われる方に向けてこちらにまとめております。
また、筆記試験で思うように点数が取れず、不合格だった方にはこちらの効率的な勉強方法をまとめておりますのでご参考いただけますと幸いです。