第1次試験の合格発表が2017年6月1日にあり、その後1次試験合格通知が送られてきました。面接カードなどを6月8日までに送付し、7月4日に面接試験を受けました。
2017年度に裁判所事務官一般職の2次試験の面接カードの準備および面接対策の体験談などついて書いています。
裁判所事務官一般職の一次試験には合格しましたが、私は二次試験に不合格だったため、参考にできる部分のみ参考頂ければ幸いです。
また、私の受験が2017年度であり、本年度の受験と差異がある場合があるかもしれません。
一次試験の合格通知
合格発表の日に合格したことを知り、少し安心しました。
その後、合格通知が来て、公務員試験の初めての受験で1次試験を合格できたことで、とりあえずホッとしました。
面接日が7月4日であり、地方上級などの試験が終わった後に、時間は多くはないけど、急いで面接対策をすれば十分間に合うだろうと思いました。
ただし、面接カードの期限が合格発表から1週間もないため焦りました。
面接カードの準備
合格通知と一緒に面接カードが送られてきました。
面接カードはA4一枚ですが、質問項目が9つもありました。提出日が6月8日までであり、合格通知を家に届いて手にしたのが6月3日であったため1週間もありませんでした。
また、余裕を持たすためにも6月6日までには提出したいと思いました。
少しゆっくり目で始めは準備していました。しかし、6月5日くらいになって焦りだします。志望動機ってなに書けばいいんだ…
多くの人が悩む部分であると思います。まず裁判所事務官の仕事についてよくわかっていませんでした。それに、自分と裁判所の接点もありませんでした。
とりあえずインターネットでいっぱい調べました。しかし、就職活動が初めてだったため、どういうような準備の仕方や調べ方が良いのかわかりませんでした。
インターネットで調べてみたものの、苦戦していました。
裁判所で傍聴してみるのが良いということから、傍聴のことなど書きました。
ただし、面接カード提出までに時間がなかったため、実際に裁判所での傍聴に行ったのは面接カード提出後でした。
理系であるため、裁判所事務官一般職の志望動機を書くのが特に難しかったです。
面接カードの志望動機を書くときに、たまたま本屋で見つけた「裁判所事務官の仕事がわかる本」が仕事内容や組織、キャリアアップなどについて記載されておりとても良かったです。
その本については下記に記載しております。
▶裁判所事務官一般職2次試験面接対策!おすすめ仕事内容などがわかる本!
長所短所やこれまでに力を入れたことなどの部分は書きやすかったですが、私は就職活動の面接は始めてなので、色々調べながら書き方を必死で学びました。
行数は多いもので9行、少ないところでも5行は書きました。
文字数が多く小さい文字でないと収まらず、書き過ぎで逆に良くなかったかもと今では思います。
志望動機などの文章を6月6日中に終えて清書しました。この清書も大変でした。
失敗してもやり直せるように面接カードの用紙を何枚かコピーしておきました。
A4の紙ですが文字数が多く、字を小さく書いていました。また、綺麗に見えやすいような字を書く必要があるため、書くだけで意外と時間がかかりました。
しかも、ボールペンで失敗は許されませんでした。失敗しないように鉛筆で下書きもしました。それでも失敗してしまったため、3回くらいやり直しました。
かなり時間がかかり、結局ギリギリの6月7日の昼に郵送しました。
簡易書留で速達提出しました。初めての就職活動で慣れないなか、短期間で志望動機などを考え、書きあげるのはとてもとても苦労した思い出が強いです。
面接対策の体験談
私の場合、裁判所事務官一般職の面接試験日は遅い方だったため、面接試験まで時間がありました。
予備校の方で早い方は6月15日あったそうです。
私は7月4日であり、面接対策は一次試験が一通り終わった後(地方上級試験が終わった後)でもなんとかなりました。
地方上級(市役所大卒)の一次試験を終えた後、すぐ裁判所事務官一般職の面接対策を始めることにしました。
面接カードに書いたことをとりあえず覚えました。
また、下記の面接対策本で公務員試験の面接のポイントなどについて確認しました。
そして、ハローワークと予備校で面接対策をして頂きました。
予備校では2回ほど実際の面接と同じような雰囲気でして頂きました。
面接官は予備校の先生1人でしたが、実際は3人の面接官の方がいました。面接の部屋の雰囲気は似たような感じでした。
入り方や視線や動きなどを注意して頂きました。初めての面接練習であり、練習にも関わらずかなり緊張しました。
聞かれたことに対して、一応何とか沈黙なく答えることができましたが、自分をアピールするようなことはあまりできていませんでした。
話し方は少しゆっくりめで聞き取りやすいけど、もう少し早口でもいいかもというアドバイスを頂きました。
2回目では違う講師の方に面接練習をして頂きました。志望動機などがしっくりこない、ストーリー性がいまいちということを指摘されました。
自分の経歴と裁判所事務官がなかなか結びつけるのは難しいだろうから、あきらめて地方上級などに標準を絞ろうと言われました。
そのため、予備校ではそれ以上裁判所事務官一般職の面接練習はして頂けず、2回までしかして頂けませんでした。もう1,2回練習したかったです。
しかし、予備校の講師の方も高校生の方々の面接練習で忙しく、練習させて頂くことができませんでした。
初めての就職活動での面接試験のため、予備校での面接対策2回ではとても不安でした。
2回の練習では自信もつかず、しかもダメ出しされたままだったため、どうしようかと悩んでいました。
そんなとき、ハローワークならもしかしたらアドバイスを頂けるかもしれないと考え行ってみました。
ハローワークの方はとても親切でした。公務員試験の面接練習で来られる方も多いそうです。
実際の雰囲気では練習してもらいませんでしたが、志望動機など見てもらったり、よく聞かれることに対してどう答えるかなどのアドバイスをして頂けました。
ハローワークの方からも予備校の講師の方と同様に志望動機がしっくりこないと言われました。
ただ、試験まで差し迫っていたため、それ以上の志望動機を考えることができず、そのままの志望動機で受験しました。
裁判所事務官一般職の受験体験
裁判所事務官一般職の二次試験の流れについてはこちらに書いています。
また、二次試験の面接や論文試験では不合格になりましたが、そのときの体験談についてこちらに書いてます。
▶裁判所事務官一般職2次試験!面接試験の質問内容および不合格体験談!
私は公務員試験に落ちて不合格になりました。
そのときに、あらかじめ落ちたときにどう行動するかについて、考えておいて非常に良かったと感じてます。
民間にするか、もう一度来年受験するかを前もって決めておくことがおすすめです。
その時にこちらの記事を参考いただけますと幸いです。