地方上級(市役所大卒)試験の1次試験受験時の体験談!

2017年6月24日(日)に行われた地方上級(市役所大卒)試験採用試験の1次試験を受験しました。地方上級A日程の採用試験になります。

国家総合職→裁判所事務官→財務専門官→国家一般職→地方上級(市役所大卒)試験の順番での受験であり、私の場合は公務員試験1次試験の最後の試験になりました。

地方上級試験では自治体によって試験の内容が様々です。私の受験したところは国家総合職と似ていて行政区分、経済区分、法律区分が選択でき、私は経済学が得意だったことから経済区分で受験しました。

このページでは地方上級(市役所大卒)試験を受験する前の状況と、受験しているときに感じたこと、受験後の合格発表までの感想体験談を書いています。

地方上級(市役所大卒)試験の受験前

公務員試験の1次試験は国家総合職→裁判所事務官→財務専門官→国家一般職→地方上級(市役所大卒)試験であり、5回目の試験でした。

地方上級(市役所大卒)試験は国家一般職などよりも試験難易度は高くないだろうということや、私の場合は志望順位があまり高くないこと、国家総合職以外の1次試験は合格の可能性が高かったことから気持ちに余裕がありました。

私が受験した地方上級(市役所大卒)試験の自治体では国家総合職と同様に、政治区分、法律区分、経済区分の試験を選択でき、それぞれ専門科目の出題数が異なりました。

私は経済学が得意だったので、専門科目で差を開こうと考えました。そのため、経済区分で試験を申し込みました。

国家総合職では経済区分を選択してとても後悔しましたが、地方上級(市役所大卒)試験では経済区分でもあまり難しくはないだろうと思っていました。

問題を見て、法律や行政などに変えることができないので、もっと慎重に選ぶべきだったなと今では思います。

県外の地方上級(市役所大卒)試験を受験する予定だったため、宿泊などの準備の方が心配でした。

試験前日は試験会場の近くに宿泊し、事前に会場までの行き方を調べ、あとはぶらぶら観光などをして楽しみました。夜は早めに寝ました。

宿泊時の体験談や注意点などについてはこちらに記載しております。

公務員試験前日に宿泊して良かったことと注意点など

地方上級(市役所大卒)1次試験の受験体験談

受験日になって、さあ準備をしようと思ったときにあることに気が付きました。

私は普段1Dayのコンタクトレンズを使用しているのですが、1Dayコンタクトを持ってくるのを忘れてしまいました…

私の視力は絶望的で、周りの友人の視力の悪い方と比べても大分悪く、新聞も10cmで小さい字も見えないくらいです。

そのため、かなり焦りました。試験を解くことはおろか、会場にすら着けない心配まででてきました。カバンを漁ると、辛うじてカバンに一つありました。

その後、急いで準備をして会場に片目コンタクトで行きました。両目で見ると、度数の差が激しくて見づらいので、片目をつぶっていました。

受験のことはもう慣れていたので、焦ることはなかったです。会場にはとても多くの受験生がいました。やっぱり市役所志望者は多いのだなと思いました。

地方上級(市役所大卒)の教養試験

片目をずっとつぶるのは厳しいことから、片手で抑えながら解くことにしました。

教養試験では時間との戦いでもあるため、片目で解くのは難しかったです。

しかし、問題は今までの国家一般職などと比べると簡単に感じました。

特に数的処理・判断推理、文章理解は簡単に感じ、数的処理・判断推理、文章理解はよく解けました。

数的推理と判断推理は畑中敦子の数的処理・判断推理ザ・ベストプラス(カンガルー本)の問題が解ける実力があれば、今回の試験は解けるレベルの問題でした。問題パターンも過去問参考書と似たような形式が多かったです。

文章理解は現代文の内容が他の国家公務員試験よりも簡単でした。

特に英語が簡単でした。英語は国家公務員や裁判所事務官では1問がページの6割以上の量の文章が書かれており、20行はあったと思います。

ですが、私の受験した地方上級(市役所大卒)の試験では8行程度しかなく、単語と接続詞がわかれば解けるくらいのレベルでした

地方上級(市役所大卒)の専門試験

国家総合職と同様に専門試験の経済区分で絶望しました。

地方上級なのに総合職と同じくくらいわからない問題が多かったです。

スー過去で勉強した過去問にない問題が多くありました。そのため、半分以上分からなかったと思います。

教養試験ができていたのに、専門試験での選択で後悔しました。

試験後に法律区分で受験した友人の話では法律区分はスー過去通りだったという話を聞き、さらに法律区分にしておけばよかったと後悔しました。

国家総合職と同じような誤ちをしてしまいました。

私は経済学の勉強をスー過去のみで勉強しましたが、らくらくシリーズなどで勉強し基礎をしっかり理解して固めていれば解ける問題も増えていたのかもしれません。

合格発表

合格発表では教養試験ができていたので、合格は辛うじてできているかもなという気持ちはありました。

しかし、経済学が全然できなかったので、合格できたとしてもボーダーギリギリくらいだと感じました。

合格発表を見ると、合格できていました。専門試験で法律科目を選択していれば、もう少し余裕を持って合格できていたかもと思いました。

私が公務員試験の勉強を通じて過去問参考書選びは勉強効率に直結しとても重要だと思いました。公務員試験の勉強でおすすめの過去問参考書について下記にまとめておりますので参考になれば幸いです。

公務員試験合格のためにおすすめ参考書-予備校生も独学生も必見!-

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