2017年度に受験した地方上級(市役所大卒)採用試験の2次試験面接試験を受験したときの質問内容と受け答えや反省点などについて書いています。
私は就職活動での面接経験はなく、地方上級(市役所大卒)の面接試験は裁判所事務官の後の試験となりました。
私は1次試験こそ他の試験でも合格できましたが、面接試験については全落ちであり不合格でした。
そのため、反省点などについては全てを鵜吞みにせず、参考になるところだけをご利用頂ければ幸いです。
また、地方上級(市役所大卒)ではその自治体により試験の内容などが異なることがあります。ここで、記載しているのは私が受験した市役所での試験体験談になります。
地方上級(市役所大卒)2次試験の当日の流れ
①会場へ入室
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②論文試験
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③待ち時間
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④面接試験
①会場へ入室
合格通知書に書かれた日時場所へ行きました。忘れ物がないかをしっかり確認してから家をでました。
2次試験の受験案内の紙に待ち時間があるため、時間をつぶせる本などを持ってきても良いと書かれていました。
しかし、そんなに待ち時間はないだろう、長くても30分程度だろうと思っていたため、時間をつぶすための本や参考書は持っていきませんでした。
②論文試験
受験する市役所によっては、1次試験のときにすでに論文試験を終えているかもしれません。私の受験した市役所では、60分の論文試験が行われました。
論文試験では、その市役所が行っている政策について問われることもあり、知らない政策のことだったら全く書けないのではないかと思いドキドキしていました。
ですが、受験した場所に少し関わることでしたが、抽象的で私が受験した場所を知らなくても書ける内容だったので書くことができました。
③待ち時間
論文試験が終わった後、待合室で待ち、数人ずつ呼ばれて面接が始まりました。私は最後から2番目であったため、かなりの待ち時間でした。
本などを持っていっていなかったため、かなり退屈で座っているだけもきつかったのでトイレに何度か行っていました。
とても待ち遠しく、また、面接でどんなことを聞かれるのか緊張していました。
④面接試験
待ち時間が終わり、いよいよ自分の面接の番がきました。
試験室まで案内してもらい、ノックをしてから入室して面接試験を受験しました。面接については下記に詳しく書いています。
面接時間について
2次試験の面接時間は15分とされていました。裁判所事務官の面接時間が30分だったため、15分という時間はわりと短く感じました。
地方上級(市役所大卒)の面接試験体験談
地方上級(市役所大卒)面接試験での質問内容
・大学院中退に関すること、大学院で学んだことや進学理由、研究について
・市役所に志望しようと思ったか、どんなことをしたいか
・併願状況、他の志望先の理由
・自分の性格どう思うか、なぜか、自分の短所について
・失敗談について、改善について
・部活動のことについて
・趣味について
・理系なのに技術職じゃない理由
・窓口の仕事についても考えているか
面接試験の体験談
面接試験は少し高かったですが、事前に購入したオーダースーツを着て見た目をきちんとして面接に臨みました。オーダースーツについては下記に記載しております。
▶面接試験はオーダースーツや自分に合ったスーツの購入がおすすめ
また、下記の面接対策本にて面接試験でどのような点に気を付けなければならないか、どういうところが見られているかなどについて確認をして面接試験を受験しました。
裁判所事務官一般職試験の面接では手応えとしてダメだろうなと思いましたが、市役所の面接ではハキハキと答えられ、また、理系なのに行政職を希望した理由も上手く言えた気がしていました。
そのため、2次試験で不合格のときは自信を失いました。
多く聞かれたことは、大学院を中退した理由についてでした。裁判所事務官のときにも聞かれましたが、地方上級(市役所大卒)ではより聞かれた気がします。
理系なのに行政職というのを次に多く聞かれました。その次に志望動機が多かったです。
市役所での面接の雰囲気は裁判所事務官のときと同じく、少し和やか目な雰囲気でした。答えたことに対してなるほどね、など相づちをして頂けました。
2次試験の面接不合格の反省点
私は地方上級(市役所大卒)の2次試験は残念ながら不合格でした。
他の公務員試験の2次試験でも共通して、大学院を中退した理由が納得させられなかったかなと思います。
また、理系なのに行政職というのもあり、経歴から疑念に思われる部分は多かっただろうなと思います。
そのため、市役所で働きたい理由が納得させられず、公務員だからなりたい、すぐ辞める可能性があると思われた可能性があると思います。
論文試験であまり上手く書けなかったので、論文試験も対策は必要だったなと思います。
私は地方上級(市役所大卒)不合格後、他の公務員試験も2次試験で全落ちしたため、公務員をあきらめて民間企業に就職することにしました。
自分の経験から全落ちしたときに民間企業に就職すべきかについてこちらに記載しております。
▶公務員試験に全部落ちたら来年受験すべきか民間企業に就職すべきかについて
公務員試験の面接全落ち不合格
財務専門官の面接試験で不合格でしたが、私は裁判所事務官一般職、国家一般職、地方上級(市役所大卒)も同様に不合格でした。
公務員試験で全落ちした場合に来年受験するか民間企業に就職するかについては不合格になる前に民間企業に就職することを決めていました。
そのため、ショックではありましたが、不合格になったその日にハローワークに行き、民間企業の就職活動を開始しました。
面接試験で合格するかどうか不安がある方は結果が出た時に早めに行動できるように決めておくのが良いと思います。
どちらを選択するかについては下記記事が参考になれば幸いです。
▶公務員試験に全部落ちたら来年受験するか民間企業に就職すべきかについて
また、公務員試験に全落ちした場合に民間企業に就職する場合はこちらの記事もおすすめです。
受験生の方へ
市役所が本命の方も多いと思います。政策などについてリサーチしてしっかりした面接官が納得できる志望動機などを準備しておくのが良いのではないかと思います。
論文試験のときにも問われることもあるかもしれないので、ホームページから深掘りして大きな政策から調べるのが良いのではないかと思います。
地方上級(市役所大卒)その他ページ
▶地方上級(市役所大卒)の面接カード志望動機および面接対策体験談!
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