私が公務員試験を受験したときにどのように自然科学と人文科学を勉強していたのか、について記載しています。
また、勉強時間を記録していましたので、どの程度勉強したかを記載しています。
最初は自然科学と人文科学を全部網羅して理解してやろう!と思っていましたが、公務員試験の勉強量が想像以上に多く、時間が足りませんでした。
そこで、全部捨てるのは勿体ないと思ったので、できる限り少ない時間で点数を稼ぐために捨て範囲を作ることにしました。
自然科学と人文科学の捨て範囲を作る勉強方法の参考になると思います。
自然科学と人文科学の勉強体験記
自然科学では数学、物理、化学、生物、地学があります。
人文科学では世界史、日本史、地理、思想があります。
そのうち、思想と数学については出題されることも多くないため、始めから勉強しないことに決めていました。
私は公務員試験を勉強し始めたときは、勉強時間をいっぱい確保して、確実に1次試験を合格するために、8-9割程度の点数を取るために捨て科目を作りたくありませんでした。
そのため、自然科学と人文科学の思想と数学を除いた範囲を全力で勉強使用と思いました。
しかし、私は大学受験においては私学理系志望であったため、日本史、世界史、地理の勉強はほとんど勉強したことがありませんでした。
また、自然科学のうち生物、物理、地学はほとんど勉強したことがありませんでした。
そのため、自然科学と人文科学の勉強は早いうちからコツコツ勉強していこうと思っていました。
しかし、実際に公務員試験の勉強を始めてみると、数的処理や憲法などの重要科目に必要な時間が多いことに気付きました。
なかなか自然科学と人文科学に費やすことができる勉強時間を確保できませんでした。
自然科学と人文科学は暗記量が多く、出題数が少ないため効率的ではないと思いました。
そこで、自然科学と人文科学の勉強はあまりしないことにしました。
結局、人文科学の勉強は日本史、世界史ともに中途半端な勉強であり、また、各参考書を1周もできませんでした。
国家総合職の受験前になると、自然科学と人文科学の勉強をしている余裕もなく、あきらめて捨て範囲を作ることにしました。
捨て範囲を作って、頻出部分だけは勉強して得点できる可能性を高めたいと思いました。
そのため、試験でも問題によっては、全くわかりませんでした。
わからない問題のときは見てすぐにあきらめて勘でマークしていました。
ですが、返って割り切ることができ、捨てた問題は時間を使わず済み、他の問いに時間を使えました。
自然科学と人文科学は捨て範囲を作っても1次試験は突破できました。
自然科学と人文科学のおすすめ参考書
自然科学と人文科学の勉強ではダイレクトナビと過去問解きまくり(旧:クイックマスター)で主に勉強しました。
どちらもおすすめですが、自然科学と人文科学はどちらか一方を揃えると十分だと思います。
ダイレクトナビは見やすく覚えやすそうだったため、ダイレクトナビに購入して勉強することにしました。
ダイレクトナビは暗記するのに工夫がされており、使いやすいです。
また、過去問解きまくり(旧:クイックマスター)が各分野の問題数が多く過去問で演習でき、実際に近いので、捨て範囲を選んで頻出部分のみを勉強するときに良いと思いました。
捨て範囲を作って勉強する場合には過去問解きまくり(旧:クイックマスター)がおすすめです。
また、捨て科目を作るよりも頻出部分を重点的に勉強できるため、捨て範囲を作る方が正答率を捨て科目より上げられるのではないかと思っています。
また、勉強するときには全ての範囲ではなく、頻出を重点的に勉強するのがおすすめです。
自然科学と人文科学は捨て範囲を作って勉強時間を減らし、他の出題数の多い重要な科目を重点的に勉強したのは良かったと思いました。
自然科学と人文科学の受験体験記
私が公務員試験の受験勉強をしたときの記録を書いています。
自然科学と人文科学の勉強時間や勉強方法について書いています。
自然科学の勉強時間
スー過去 4時間程度
クイックマスター 22時間程度
ダイレクトナビ16時間程度
合計 42時間程度
スー過去についてはほとんど勉強しませんでした。スー過去では生物のみ勉強しました。
ダイレクトナビについては、生物と地学を繰り返しました。2周程度しました。
過去問解きまくり(旧:クイックマスター)については頻出テーマの化学・生物を5周ずつ程度しました。物理は2周程度しました。
自然科学の勉強方法
クイックマスターの勉強方法について
クイックマスターの自然科学では以下のようにして勉強していきました。
①勉強教科の選択→化学・生物・物理のみ勉強することに決めた
⇩
②それぞれの頻出テーマを選択
→クイックマスターの各章の出題数と重要度の星の数と、自分の受験する試験とを考えて、勉強範囲がなるべく広くならないように選択
⇩
③基礎的なまとめページを読む→必修問題+基本問題+応用レベルまでを繰り返し解く
上記のように勉強していました。範囲を絞ってもなかなか暗記するまでには時間がかかりました。
頻出部分の選択した範囲についてはなんとか覚えられ、試験でも正答率を上げることができたと思います。
正解できないところもありましたが、勉強時間を増やしてもあまり点数にならない、勉強しても過去問と違うので解けなかっただろうという風に割り切っていました。
実際、勉強いっぱいしても自然科学はとても範囲が広く、問題集で出てなかったりすることも多く、正解できないときもあります。
人文科学の勉強時間
スー過去 人文科学:6時間51分
ダイレクトナビ 世界史:3時間0分
ダイレクトナビ 地理:10分
ダイレクトナビ 日本史:6時間20分
予備校での人文科学の授業:約5時間程度
人文科学勉強時間の合計:20-22時間程度
人文科学の合計勉強時間は20-22時間程度と短く、ほとんど身に付きませんでした。
一番勉強したのは、日本史になります。
人文科学の予備校の授業では日本史と世界史それぞれ一回ずつ(2時間半ずつ)授業に出席しました。
人文科学の勉強方法体験談
人文科学では以下のように解いていきました。
①スー過去 日本史と世界史、予備校の授業
②ダイレクトナビ 世界史、日本史、地理
③クイックマスター 勉強範囲を決めて勉強
①スー過去 日本史と世界史、予備校の授業
公務員試験の勉強を始めた当初はスー過去に過去問参考書を揃えようと思い、スー過去で統一していました。
そのため、人文科学を勉強するときにスー過去で始め勉強していました。
勉強時間が少なかったため、スー過去の日本史を1周終えたか終えてないかくらいしか勉強できませんでした。
予備校の授業では日本史と世界史を1コマずつ(2時間半ずつ)受講しました。
授業の講師の方は日本史や世界史に詳しく、ストーリーがとてもわかりやすかったです。
予備校の授業を受講していこうかとも思いましたが、そこまで人文科学に時間をあてる余裕がないと思いました。
人文科学よりも他の科目に時間をあてたいと思ったため、授業はそれから受講しませんでした。
②ダイレクトナビ 世界史、日本史、地理
スー過去を始めに購入しておりましたが、ダイレクトナビの方が覚えやすそうということもあり、ダイレクトナビを購入して勉強しました。
ですが、ダイレクトナビを購入したもののあまり勉強せずに終えてしまいました。
日本史、世界史ともに1周もできませんでした。
日本史と世界史は暗記ですが覚える量が多く、また人物名が似ることもあり、ほとんど覚えられなかったと思います。
③クイックマスター 勉強範囲を絞って勉強
自然科学と同様にして、頻出部分を選びそこだけを暗記しました。
しかし、人文科学の場合は自然科学と異なり、過去に勉強したことがなかったため、暗記に時間がかかりました。
そのため、頻出度が高い部分のみでかなり勉強範囲を絞って短い時間だけ勉強することにしました。
最短合格のススメ
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