私が2017年度財務専門官2次試験面接試験を受験したときの質問内容と受け答えや反省点などについて書いています。
私は就職活動での面接経験はなく、財務専門官の面接試験は裁判所事務官、市役所面接試験の後の試験となりました。
財務専門官の2次試験の面接試験で不合格でしたので、全てを鵜吞みにせず、参考になるところだけを利用して頂ければ幸いです。
財務専門官2次試験の面接試験体験記
面接試験の準備
財務専門官2次試験の面接試験の服装は黒いスーツでいきました。
また、身だしなみは第一印象に関わるため自分に合ったスーツを持っておくと良いと思います。
私の場合、予備校で購入させて頂いたオーダースーツを他の試験と同様に着て行きました。オーダースーツについては下記に記載しております。
▶面接試験はオーダースーツや自分に合ったスーツの購入がおすすめ
また、住民票記載事項証明書の証明,卒業証明書又は卒業見込証明書、面接カード、志望カード、合格通知書や筆記用具などを忘れないように準備しましょう。
2次試験の面接試験流れ
①性格診断テスト
②待合室で待つ
③面接試験
①性格診断テスト
面接試験の前に人物評価、性格診断のようなペーパーテストがありました。2択の問いを回答していきました。時間は短く問いは多めなため、早めに解答しなければなりませんでした。
試験の採点に直接は影響しないと思いますが、面接や採用のときに考慮されたりするかもしれません。
問いに関しては、私が体験してすぐのメモを残していないので、大体しか覚えていないのですが、「自分は怒りやすい方である」といった問いに対して、「はい」または「いいえ」を選択しました。性格を問うものでした。
民間企業でのSPIの適性検査に似ていました。自分を良く見せようとすると、逆に変な結果になるというのを聞いたことがあったため、偽らず正直に問いに回答しました。
②待合室で待つ
待合室は広めで、受験生が静かに待っていました。
財務局によっても、年度によっても違うかもしれませんが、円形の机で向き合う形だったので、受験生同士で話をする人や交流する人もいるのかなと思いましたが、静かに待っていました。
面接前なので、ピリピリとした空気でみんな面接対策で準備したと思われるメモのようなものなどを見ていました。
③面接試験
待合室で待ち、名前を呼ばれると部屋を出て、面接室に案内してもらいました。
そして、入室していきました。
面接時間について
財務専門官の面接試験は大体15分程度で終わりました。
裁判所事務官よりは大分短く感じ、慣れてきたからか大変だったという気はしませんでした。
財務専門官2次試験の面接試験体験談
面財務専門官の面接試験の質問内容
・緊張していますか
・面接の準備をしたか、何について調べましたか、それについての感想
・他に興味がある仕事ありますか
・財務専門官に求めるものについて
・長所とその話について
・学生生活で変わったこと
・自分の進路について
・理系なのになぜ財務専門官になりたいか
・研究について、コミュニケーションや成果について
・アルバイトについて、学んだことなど
・趣味について
面接試験の体験談および感想
財務専門官は記述式試験での失敗により足切りの可能性が高いため、正直足切りかどうかを1次試験の合否のときに教えて欲しいという気持ちでいっぱいでした。
足切りであれば、この面接試験の準備などの労力を返してくれ!という感じで、面接に望んでいたので、緊張はあまりしませんでした。
また、公務員試験の面接試験が3回目ということや、他の試験種の面接練習も合わせて回数を重ねたおかげで緊張をあまりしなくなりました。
もちろん、面接試験には全力で臨みました。真ん中の試験官は厳格そうな方で、今まで中央の方は優しい人だったので、少し戸惑いました。
試験の特色というよりは試験官によるところだと思いますが、私が受験した場合における財務専門官の面接試験は全体的に市役所や裁判所事務官のときよりも厳格な雰囲気でした。
質問に対しては面接対策で準備したことなどを答えました。面接対策の体験談は下記に記載しております。
▶財務専門官2次試験面接カードの志望動機や面接対策の体験談!
中退についてはあまり突っ込まれませんでしたが、自分の手応えとしてはあまりありませんでした。
面接試験で不合格反省点
財務専門官2次試験の面接試験は残念ながら不合格でした。
この2次試験での不合格が専門記述式試験で足切りだったからなのか、面接試験の成績が悪かったからなのかはわかりません。
1次試験の筆記試験はボーダーよりも少し上であったことを考えると、やっぱり専門記述式で足切りだったのかなと思いました。
面接試験の反省点は、もう少し財務専門官の細かい業務内容などについて調べるべきだったかなと思います。
また、他の公務員試験の面接試験と同様に、理系なのに財務専門官になりたいという志望動機などは今一つ納得させることができなかったと思います。
受け答え方や声の大きさやスピードについては、できるようになってきたかなと思いました。
準備の面での反省点は多い気がしましたが、足切りのことを考えると後悔はありませんでした。
面接対策の本で参考になり良かったと思うおすすめの本は下記に記載しております。
公務員試験の面接全落ち不合格
財務専門官の面接試験で不合格でしたが、私は裁判所事務官一般職、国家一般職、地方上級(市役所大卒)も同様に不合格でした。
公務員試験で全落ちした場合に来年受験するか民間企業に就職するかについては不合格になる前に民間企業に就職することを決めていました。
そのため、ショックではありましたが、不合格になったその日にハローワークに行き、民間企業の就職活動を開始しました。
面接試験で合格するかどうか不安がある方は結果が出た時に早めに行動できるように決めておくのが良いと思います。
どちらを選択するかについては下記記事が参考になれば幸いです。
▶公務員試験に全部落ちたら来年受験するか民間企業に就職すべきかについて
財務専門官試験の受験体験
財務専門官の二次試験の流れについてはこちらに書いています。
一次試験合格後に、二次試験に向けて面接カードを作成した時の話や面接対策をどのように行ったかについてはこちらに書いてます。
▶財務専門官2次試験面接カードの志望動機や面接対策の体験談!
私は公務員試験に落ちて不合格になりました。
そのときに、あらかじめ落ちたときにどう行動するかについて、考えておいて非常に良かったと感じてます。
民間にするか、もう一度来年受験するかを前もって決めておくことがおすすめです。
その時にこちらの記事を参考いただけますと幸いです。